2022/06/16【サル痘ウイルス】サル痘、性行為介した感染の可能性を検証 /WHO

世界保健機関(WHO)の欧州サル痘問題対応の幹部、キャサリン・スモールウッド氏は15日、サル痘のウイルスが患者の精液から見つかったとの報告について、WHOが検証を進めており、性行為による感染の可能性を探っていると述べた。
現在、欧州を中心に多発しているサル痘は多くが、密接な接触があった性的パートナー間で発生しており、WHOはウイルスが主に密接な対人接触を介して感染している点を改めて強調した。
この数日、科学者から、イタリアとドイツの一部のサル痘患者の精液からウイルスのDNAが検出されたとの報告が出ている。この中には、患者1人の精液から見つかったウイルスが他の人に感染し、複製可能であることを示す、研究所で検査したサンプルが含まれている。
スモールウッド氏は記者会見で、最近の報告がサル痘ウイルスの性行為での感染の可能性を意味しているかどうかは不明だと指摘した。
サル痘はウイルス感染症で、5月上旬以来、約30カ国で1300件以上の症例が報告されており、そのほとんどを男性と性交渉を持つ男性が占めている。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 2017-8-7

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました!

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました! どうぞご利用ください! 医療看護環境学の目的 …
  2. 2021-4-1

    感染症ガイドMAP

    様々な感染症情報のガイドMAPです 下記のガイドを参考に、情報をお調べください。 感染症.com…
  3. 2021-4-1

    感染症.comのご利用ガイドMAP

    一緒に問題を解決しましょう! お客様の勇気ある一歩を、感染症.comは応援致します! 当サイトを…
  4. 2022-9-1

    感染対策シニアアドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策シニアアドバイザーを2022年版に改訂しました! 感染対策の最前線で働く職員の…
  5. 2022-9-1

    感染対策アドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策アドバイザーを2022年版に改訂しました! 一般企業の職員でも基礎から学べ、実…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る