感染様式の種類について

感染様式の種類について

感染経路と同様に、よく使用される言葉で感染様式があります。

感染様式にも種類がありますので、代表的な感染様式に、潜伏感染と日和見感染があり、一般の方は、潜伏感染、日和見感染をまずは理解・認識しておくべきでしょう。

簡単に解説すると、感染に対する防御力(抵抗力)が病原体に比べて相対的に強ければ感染症は成立しませんが、潜伏はしております。つまり抵抗力により増殖を抑え発病していない状態です。

ところが、寝不足や栄養不足などにより防御力(抵抗力)が減弱している場合は、病原体の侵入、定着、増殖を許すことになり発症します。このことを日和見感染といいます。

代表的な感染様式の種類

不顕性感染

無症状感染、潜在感染といい、感染だけで発症しない場合

顕性感染

病原体が体内で増殖し、発症する場合

潜伏感染

亜臨床感染。宿主と病原体に平衡関係が成立している状態

混合感染

同時に2種類以上の病原体に感染した場合

二次感染

時を経て2種類以上の病原体に感染した場合

再感染

一旦治療後に再び同じ病原体に感染した場合

重感染

同じ病原体の感染が加わる場合

末期感染

通常は慢性感染の末期に起きる感染の場合

病巣感染

既存の病巣があり、その菌が別な場所で感染を起こす場合

内因性感染

体内に存在する微生物が感染を起こす場合

異所性感染

常在微生物が、本来居る場所から別な場所に侵入して感染する場合

外因性感染

病原体が外界から感染を起こす場合

日和見感染

宿主の抵抗力の低下に伴い、通常は感染症を起こさない病原体に感染する場合

院内感染

病院内におけるあらゆる感染のこと

輸入感染症

国内に存在しない感染症で、海外から持ち込まれる、あるいはその可能性のある感染症のこと

出典:一般社団法人医療福祉検定協会 「医療環境管理士公式テキスト&問題集」より一部抜粋

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