2022/08/21【食品衛生】大阪王将だけじゃない!衛生管理がカギ…「ヤバい飲食店」の見分け方

中華料理チェーン『大阪王将』のフランチャイズ店である仙台中田店の内部告発が、波紋を呼んでいる。
「7月24日、元従業員が、冷蔵庫の隙間や調理器具などにナメクジが大量発生している様子をツイッターで投稿。仙台市保健所が立ち入り検査した際、ナメクジは見つからなかったものの、清掃が行き届いていなかったとして、保健所が店側を指導する事態になりました」(業界紙記者)
外食における衛生問題は、気持ち悪いだけではすまされない。2011年には、焼き肉チェーン店でユッケを食べた5人が死亡する食中毒事件も発生している。
フードコンサルタントの江間正和氏が警鐘を鳴らす。
「衛生管理ができていない店は、生食に限らず、どの食材でも危険度は高くなります。火を通している食材でも同じ。仕込んだカレーを冷ますために常温で保管し、また、餡かけ麺の餡を冷蔵保管せずに異臭が発生したケースもあります」
外食で、命を危険にさらされてはたまらない。では、どうしたらヤバい店を見分けられるのか。
「マニュアル管理がしっかりしているチェーン店でも最終的に実行するのは、現場の従業員です。ですので、店全体の雰囲気の“だらしなさ”が見分け方の最大のポイントとなります。だらしない店は、衛生管理が行き届いていないことが多い。それを探るためのチェックポイントは、いくつかあります」(前同)
その第一のポイントは、店に入る前に外観を必ずチェックすることだ。
「だらしない店は、看板の汚れや破損を放置しがち。店外に飾ってある小物・装飾類の汚れ、あるいは古びたまま同じものを使い続けていたり、さらには店先に置いてある日本酒やワインなどの空き瓶の色が変わるほど放置されていたら、危険信号です」(同)
また、B級グルメライターの田沢竜次氏は、ヘビーユーザーならではの視点から注意点を指摘する。
「路上に出した黒板に、日替わりメニューなどをチョークで書いている店がありますが、その字が読めなかったりすると、“この店、大丈夫なのか”と思ってしまいますよね」
https://taishu.jp/articles/-/103831?page=1&fbclid=IwAR1gBmnfxpPg6wCGqkuVJnwM3W0RQfPsWFPbNcVQxfq913ca9z0ZzzLsEFE
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