2022/05/03【マダニ感染症:SFTSウイルス】マダニ媒介のSFTS、女性が感染 熊本県内で今年初 /熊本県

熊本県は3日、天草市の無職女性(85)がマダニが媒介する「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に感染したと発表した。県内での感染確認は今年に入って初めて。
県健康危機管理課によると、女性は4月27日に発熱や食欲不振といった症状が出て医療機関を受診。5月1日、県の検査機関がSFTSを確認した。マダニにかまれたと分かる明確な痕はなかった。
医師に保健所への届け出が義務付けられた2013年3月以降、県内では31人目の感染確認。昨年の感染者は過去最多の9人に上り、うち1人が死亡した。
県は、マダニが多い森林や草地に入る場合、長袖を着るなど肌の露出を少なくするよう呼びかけている。
SFTSは6~14日間の潜伏期間を経て発症するウイルス性感染症。致死率は30%程度という指摘もある。
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