2021/09/13【新型コロナウイルス:COVID-19】ワクチン接種5割超え。新型コロナ、世界の「今」を知る11のデータ

都心部を中心に、緊急事態宣言が9月末まで延長されることになった日本。
ワクチン検査パッケージなどのコロナと経済の両立に向けた緩和策の検討が始まっている中、あらためて世界の感染状況の現状を見ていこう。
データのポイント
日本のワクチン接種率(2回接種)は50%に到達。
世界の感染者数は2億2000万人。死亡者数は460万人。
デルタ株が世界で流行しているが、感染者数は高止まりしたように見える。
アメリカでは死亡者数が増加傾向も、ワクチン接種の有無によってリスクには大きな差がある。
デルタ株の流行で、これまで感染者数が少なかった西太平洋地域での感染が拡大している。
※以下のデータは、9月13日午前段階のWHO Coronavirus (COVID-19) Dashboardと、Our World in Dataに基づいています。
G20各国のワクチン接種率を見ると、中国やカナダ、フランスが非常に高い。日本は9月11日段階で2度接種した人の割合が50%となった。
世界の感染者はこれまでに累計2億人を超えた。死亡者数は450万人超。ただし直近の感染の波は、2021年4月前後と比較して少しだけ小さい。
国別にこれまでの感染状況見てみると、アメリカ、インド、ブラジルの感染者、死者数が突出して多い。
直近7日間の10万人あたりの感染状況で見ても、アメリカやヨーロッパ諸国は高い数字になっている。感染者数が減少傾向にある日本だが、デルタ株の震源地となったインドよりも感染・死亡割合は高い。
G7各国の100万人あたりの死亡者数。デルタ株が流行している中でも、これまでと比べて死亡者数を抑えられている国が多い。
アメリカでは死亡者数が増加傾向にある。米CDCは感染・入院・死亡の割合について、ワクチン接種者と非接種者の間でそれぞれ大きな差があると報告している。
地域別の感染者数の推移を見ると、7月からヨーロッパや西太平洋地域の感染状況が悪化している。西太平洋地域はこれまで最も感染が少ない地域だったが、アフリカを超えた。
直近7日間の感染者数、死亡者数は相変わらずアメリカやヨーロッパが多い。ただし、西太平洋地域での感染者数が、東南アジアや東地中海地域を上回っている。
西太平洋地域では、フィリピン、マレーシア、日本の順番で累計感染者数が多い。
直近7日間、10万人あたりの感染者数を見ると、モンゴルやマレーシア、フィリピン、ベトナムでの感染が目立つ。ただし、日本もそこまで低い数字に抑えられているわけではない。
中国はデルタ株の流行で多少感染者が増えたものの、基本的に2020年1~3月以降、ほぼ抑え込みに成功している。
https://news.yahoo.co.jp/…/87fe201bec47f7ed7ce035af76df…

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