札幌市で9月10日、新型コロナウイルスの新たな感染者が51人を確認しました。
100人を下回るのは5日連続で、前週の147人を96人下回りました。17日連続で前週の同じ曜日を下回りました。8月27日から3度目となる「緊急事態宣言」が発令され15日目。感染者の減少傾向がみられます。
人口10万人あたりの1週間の新規感染者数は9月9日は「31.56人」で、「緊急事態宣言」の目安となる「25人」を52日連続で超えています。
新たなクラスターが発生しています。
▼431例目：認可保育施設 職員と園児の計5人 （10歳未満～40代）
　濃厚接触者の可能性があるのは職員と園児の計65人で把握できており順次PCR検査を実施しているいということです。
▼432例目：入浴施設 従業員5人 （30～60代）
　濃厚接触者の可能性があるのは従業員18人で把握できており順次PCR検査を実施しているいということです。
集団接種会場で案内業務に従事している60代女性の感染が確認されました（札幌コンベンションセンター）。
一方、以下の2つのクラスターが収束しました。
▼416例目：飲食店 10人で収束
▼417例目：飲食店 5人で収束
▼420例目：高等学校 5人で収束
学校関係では以下の感染が確認されています。
▼札苗緑小学校 児童1人（学級閉鎖）
札幌市の使用病床数は9月9日時点ですぐに対応できる563床中302床、約53％とまだ半数を超えています。
病院以外の宿泊施設や自宅で療養・待機している人は9月9日時点で869人と、前日より152人減り1000人を下回りました。
ススキノの接待を伴う飲食店、いわゆる”夜の街”関連は新たに2人確認され、355店舗1396人となりました。
51人中、21人の感染経路が不明です。
【8月20日以降の北海道の新規感染者数（札幌市分）】
　8月20日：523（297）：「まん延防止措置」旭川市に拡大
　8月21日：579（321）：旭川市最多65人、デルタ株疑い最多373人（札幌も最多258人）
　8月22日：529（293）
　8月23日：420（253）：月曜日で過去最多
　8月24日：426（220）：旭川市過去2番目60人
　8月25日：568（289）：旭川市過去最多83人、「緊急事態」拡大決定
　8月26日：504（285）
　8月27日：382（186）：「緊急事態宣言」発令
　8月28日：457（274）
　8月29日：359（198）
　8月30日：266（134）：24日ぶり300人下回る
　8月31日：305（170）
　9月 1日：351（173）
　9月 2日：314（189）
　9月 3日：251（147）：1週間で2度目300人下回る
　9月 4日：224（110）：前週から約半減
　9月 5日：218（142）
　9月 6日：123（78）：41日ぶりに100人台、札幌市は2ケタに
　9月 7日：137（56）
　9月 8日：180（98）：政府「緊急事態宣言」延長方針固める
　9月 9日：144（84）：「緊急事態宣言」30日まで延長決定
　9月10日：117（51）：10万人あたり新規感染者 2日連続で基準を下回る
.