札幌市で8月15日、新たに206人の新型コロナウイルス感染が確認されました。死亡した人はいません。
感染が確認されたのは、10～80代の男女など206人（再陽性1人含む）です。このうち約4割にあたる81人の感染経路がわかっていません。
200人を超えるのは7日連続で、前週の195人を11人上回っています。日曜日として200人を超えるのは5月23日以来約3か月ぶりです。
感染力が強いインド型変異ウイルス・デルタ株に感染した疑いのある人は過去最多の165人で、累計は1882人となりました。
1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は、「88.73人」と「緊急事態宣言」の目安となる「25人」を26日連続で上回り、増加しています。
使用病床数は8月14日時点ですぐに対応できる557床中275床で約49％となっています。重症者は前日と変わらず7人です。
新たな集団感染・クラスターが3つ発生しました。
■380例目　認可外保育施設
職員6人と園児11人の計17人（10歳未満～50代）が感染。濃厚接触の可能性がある人は職員・園児合わせて23人で順次PCR検査を進めています。
■381例目　スーパー
従業員15人（10～60代）が感染。濃厚接触の可能性がある人は47人で、いずれも従業員です。
■382例目　障がい福祉サービス事業所
職員4人と利用者4人の計8人（10歳未満～50代）が感染。 濃厚接触可能性がある人は職員・利用者合わせて16人です。
以下の5つのクラスターで感染が拡大しています。
■359例目　コールセンター
授業員1人感染し、計57人に
■367例目　高等学校
生徒2人感染し、計11人に
■369例目　医療機関
職員1人感染し、計19人に
■370例目　障がい福祉サービス事業所
利用者1人感染し、計6人に
■374例目　障がい福祉サービス事業所
利用者1人感染し、計12人に
以下のクラスターが収束しました。
■361例目　大学　計12人
北海道は2日から札幌市に、14日から札幌市と往来の多い小樽市と石狩地方（江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩市、当別町、新篠津村）に「まん延防止等重点措置」を適用地域に追加し、北海道全域に「不要不急の外出・移動自粛」を要請しています。
適用地域では飲食店での「酒類の提供を終日自粛」とし、午後8時までの時短要請としています。
外出自粛、移動自粛要請に加え、公共施設の原則休館も継続。部活動の活動場所は「学校内」に限定します。
札幌市は市営地下鉄と市電の終電を約20分から30分繰り上げる対策を5日から開始。小中学校などでの修学旅行は9月以降への延期を要請。公共施設は市民の健康維持や子どもの健全な成長促進の観点から特に必要な施設を除き、原則休館としています。
https://news.yahoo.co.jp/…/4a2ef8ad880c585ef161270e6066…