2017/09/04【マダニ感染症】犬猫の1割はマダニにかまれている! ペット保険の調査で身近な危険判明

【マダニ感染症】犬猫の1割はマダニにかまれている! ペット保険の調査で身近な危険判明

マダニによる感染症「SFTS」(重症熱性血小板減少症候群)の被害が拡大しているが、ペットの犬や猫の1割がマダニにかまれていたことが、ペット保険のアイペット損害保険が2017年8月30日に発表した調査でわかった。

猫にかまれてSFTSを発症したとみられる女性が昨夏に死亡しており、同社は注意を呼びかけている。

家の周辺の公園や草むらを歩いている時が7~8割

同社の発表資料によると、マダニの被害経験について8月17~18日にインターネットでアンケートを行ない、全国の犬猫の飼い主560人(犬279人、猫281人)から回答を得た。「ペットがマダニにかまれた経験」について、「ある」と答えた飼い主は56人で、全体の10.0%。かまれた割合を犬猫別にみると、犬14.3%、猫5.7%だった。かまれた場所は、犬も猫も「家の周辺にある公園や草むらを歩いているとき」が圧倒的に多く、犬(80.0%)・猫(68.8%)だった。次は「山や川などアウトドア時」で、犬(20.0%)・猫(6.2%)。「わからない」という回答もそれぞれ10%近くあった。

同社では「マダニは身近なところに潜んでいます。散歩やちょっとした外出時も注意が必要です」と指摘する。また、マダニは肉眼でも見える大きさなので、自分で取ろうとする人が多いが、「マダニは頭部を皮膚の奥深くまで埋めるようにかみついています。無理に引っ張ると、胴だけがちぎれて頭部がペットの体内に残り、危険なウイルスがペットの体内に流れます」と、見つけたら自分でとらずに動物病院へ連れて行くことを勧めている。

https://www.j-cast.com/healthcare/2017/09/04307572.html

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 2017-8-7

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました!

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました! どうぞご利用ください! 医療看護環境学の目的 …
  2. 2021-4-1

    感染症ガイドMAP

    様々な感染症情報のガイドMAPです 下記のガイドを参考に、情報をお調べください。 感染症.com…
  3. 2021-4-1

    感染症.comのご利用ガイドMAP

    一緒に問題を解決しましょう! お客様の勇気ある一歩を、感染症.comは応援致します! 当サイトを…
  4. 2022-9-1

    感染対策シニアアドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策シニアアドバイザーを2022年版に改訂しました! 感染対策の最前線で働く職員の…
  5. 2022-9-1

    感染対策アドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策アドバイザーを2022年版に改訂しました! 一般企業の職員でも基礎から学べ、実…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る