2022/05/14【アニサキス:寄生虫】佐賀市のすし店、刺し身で食中毒 アニサキス原因 /佐賀県
佐賀県は13日、佐賀市のすし店「蛇の目鮨」で提供された刺し身の盛り合わせが原因で、寄生虫のアニサキスによる食中毒が発生したと発表した。同店に同日1日間の営業停止命令を出した。
県生活衛生課によると、9日午後7時ごろ、多久市の60代男性が同店でタイ、カンパチ、ヒラメ、サバ、イカ、マグロの刺し身盛り合わせを食べ、約6時間後の翌10日午前1時ごろにのどの痛みや腹痛の症状が出た。アニサキスの潜伏時間と一致することなどから食中毒の原因と断定した。
今年の県内での食中毒は2件2人になった。2020年は12件14人、21年は5件5人となっている。