2020/06/16【新型コロナウイルス:COVID-19】新型コロナ「最大4次感染まで」大阪専門家会議の画期的追跡調査に注目が /大阪府

これが新型コロナウイルスの正体なのか――。12日(金)、大阪府の「新型コロナウイルス対策本部専門家会議」で発表された調査結果に注目が集まっている。心配されたほど感染拡大せず、最大でも“4次感染”までしか起きていなかったことが分かったのだ。
大阪府は、3月中に陽性判定された感染者240人のうち、感染経路が不明な100人を追跡調査したという。すると、100人中、他人に感染させたのは27人だけ。73人は誰にも感染させなかった。さらに、新型コロナウイルスの怖さは、ヒトからヒトに次々に感染が広がることだが、実際には4次感染で止まっていた。5次感染した人はいなかったという。
大阪府は、①4月2日に陽性判定された33人のうち感染経路不明の21人、さらに②4月9日の70人、③4月16日の32人、④4月23日の4グループも追跡調査。結果は、①と②は感染拡大が3次感染で収まり、③と④は2次感染で止まったという。
専門家会議にオブザーバーとして出席した京都大学ウイルス・再生医科学研究所の宮沢孝幸准教授が言う。
「33年間ウイルスを研究してきた立場から、新型コロナウイルスを過度に恐れる必要はない、と言い続けてきましたが、それを裏づける報告です。ただし、なぜ4次感染までで感染拡大がストップしたのかは謎です。ウイルスの感染力が低下したとは思えません。そんな短期間で遺伝子が変異するはずがないからです」
考えられるのは、PCR検査にも引っかからないほど、わずかに感染し、その免疫反応により、人の免疫力が上がったことだという。
「ツイッターにも書きましたが、私はこれを『見えない免疫反応仮説』と呼んでいます。病原体が体内に侵入すると、自然免疫が反応し、その後、より強力な獲得免疫が反応することが知られています。微量な感染により自然免疫の能力がアップした結果、一時的に抗ウイルス状態となり、短期間だけ感染しづらくなって終息した可能性があります」
新型コロナウイルス感染症は、大騒ぎしなくてもいずれ自然に終息に向かう可能性もあるということなのか。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 2017-8-7

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました!

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました! どうぞご利用ください! 医療看護環境学の目的 …
  2. 2021-4-1

    感染症ガイドMAP

    様々な感染症情報のガイドMAPです 下記のガイドを参考に、情報をお調べください。 感染症.com…
  3. 2021-4-1

    感染症.comのご利用ガイドMAP

    一緒に問題を解決しましょう! お客様の勇気ある一歩を、感染症.comは応援致します! 当サイトを…
  4. 2022-9-1

    感染対策シニアアドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策シニアアドバイザーを2022年版に改訂しました! 感染対策の最前線で働く職員の…
  5. 2022-9-1

    感染対策アドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策アドバイザーを2022年版に改訂しました! 一般企業の職員でも基礎から学べ、実…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る