2019/12/23【インフルエンザ】協会「間違いだった」インフル感染 貴源治が巡業取組

大相撲の十両貴源治(22=千賀ノ浦)が、インフルエンザに感染しながら冬巡業の取組を行っていたことが判明し、日本相撲協会は「間違いだった」と、対応の誤りを認めた。協会は23日、都内で理事会を実施。今月11日に佐賀市で行われた巡業で、貴源治が同日午前、同市内の病院でインフルエンザと診断されたと報告したにもかかわらず、午後に取組を行ったと報告された。芝田山広報部長(元横綱大乃国)は「相撲を取らせたのは間違いだった。対策を取れなかったことは落ち度がある」と話した。
理事会では、今回同様、協会員がインフルエンザに感染したことが判明した場合、即座に隔離するなど、感染の拡大を防ぐことを徹底すると決めた。芝田山部長によれば、この取り決めが決議されたことを、八角理事長(元横綱北勝海)が貴源治の師匠千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)に報告、謝罪したという。芝田山部長は「(貴源治が)病院から帰ってきたのは相撲を取る直前だった。なかなか対策が取れなかったようだ」と説明。当時はすでに30人以上の巡業参加者がインフルエンザに感染、途中離脱していた。その混乱も判断ミスを招いたと説明。貴源治が取組を行ったのは春日野巡業部長(元関脇栃乃和歌)の判断だったという。
一方で11日の巡業参加者の一部からは「貴源治が感染したという話は、早い段階でみんな知っていた」という声も出ている。十両の大部分は、もともと11日の佐賀市を最後に帰京予定だった。インフルエンザへの認識の甘さから、特別な対応を先送りしていたとすれば、大きな過失といえる。
https://www.nikkansports.com/…/news/201912230000792.html

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 2017-7-18

    次世代リーダー研修(総合リスク管理兼リーダー研修)

    感染症や食中毒対策、BCP、リスク管理、次世代リーダー育成など、事業の成長と防衛に欠かせない研修をパ…
  2. 2017-8-7

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました!

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました! どうぞご利用ください! 医療看護環境学の目的 …
  3. 2021-4-1

    感染症ガイドMAP

    様々な感染症情報のガイドMAPです 下記のガイドを参考に、情報をお調べください。 感染症.com…
  4. 2021-4-1

    感染症.comのご利用ガイドMAP

    一緒に問題を解決しましょう! お客様の勇気ある一歩を、感染症.comは応援致します! 当サイトを…
  5. 2022-9-1

    感染対策シニアアドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策シニアアドバイザーを2022年版に改訂しました! 感染対策の最前線で働く職員の…

おすすめ記事

アーカイブ

ページ上部へ戻る