2020/02/15【新型コロナウイルス:COVID-19】新型ウイルス感染患者にエイズ発症抑える薬投与 治験へ

感染が相次ぐ新型コロナウイルスの治療法を確立するため、厚生労働省は海外で症状の改善が報告されたエイズの発症を抑える薬を患者に投与し、効果を調べる治験を始めることになりました。

新型コロナウイルスによる感染症については、タイなど海外の複数の国で、エイズの発症を抑える「抗ウイルス薬」を患者に投与したところ、症状の改善が見られたと報告されています。

この薬はアメリカに本社がある製薬会社が製造販売するもので、厚生労働省は新型コロナウイルスに感染した患者に投与し、治療の効果や安全性を確かめる治験を行うことを決めました。

実施するのは東京 新宿区の国立国際医療研究センターの治療グループで、先月、この薬をウイルスに感染した肺炎の患者1人に投与したところ、薬の効果によるものかははっきりしないものの、症状が改善したということです。

治療グループではほかの患者にも薬の投与を行ってデータを集めるほか、効果的な使用方法なども検証することにしています。

国はこの治験に3億5000万円を投じるほか、ウイルス検査の迅速診断キットの開発や、ワクチンの開発なども合わせて進め、予防や診断、それに治療法の確立を目指したいとしています。

https://www3.nhk.or.jp/n…/html/20200215/k10012286651000.html

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 2017-8-7

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました!

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました! どうぞご利用ください! 医療看護環境学の目的 …
  2. 2021-4-1

    感染症ガイドMAP

    様々な感染症情報のガイドMAPです 下記のガイドを参考に、情報をお調べください。 感染症.com…
  3. 2021-4-1

    感染症.comのご利用ガイドMAP

    一緒に問題を解決しましょう! お客様の勇気ある一歩を、感染症.comは応援致します! 当サイトを…
  4. 2022-9-1

    感染対策シニアアドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策シニアアドバイザーを2022年版に改訂しました! 感染対策の最前線で働く職員の…
  5. 2022-9-1

    感染対策アドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策アドバイザーを2022年版に改訂しました! 一般企業の職員でも基礎から学べ、実…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る