2021/03/02【新型コロナウイルス:COVID-19】スウェーデンがコロナ対策を強化…感染者が急増、変異株も増加。初のロックダウンの可能性も /スウェーデン

・スウェーデン政府は、新型コロナウイルスの感染者が増加しているため、規制を強化すると発表した。
・ステファン・ロベーン首相は、同国初のロックダウンを実施する可能性があると述べた。
・同国では、新たな感染の増加によって、当初行われていた独自の対策を徐々に変更している。
スウェーデンのステファン・ロベーン(Stefan Löfven)首相は2021年2月27日、新型コロナウイルスの感染者数の増加が制御不能になりつつあることから、パンデミックが始まって以来初となるロックダウンを行う可能性があると警告した。
スウェーデンは住民の自主的な対策に頼ってきたことで知られているが、ここ2週間の感染者数増加で、対策を強化せざるを得なくなってきている。ジョンズ・ホプキンス大学のサイトによると、2月25日の新規感染者は4800人以上で死者も40人と、2月で最も高い数値になった。ちなみにこれまでの同国の感染者数は65万9000人以上に上っている。
ブルームバーグによると、ロベーン首相は2月24日の会見で「新規感染者数が再び増加しており、新しい対策を講じる必要がある」と述べたブルームバーグが報じた。
「さらに状況が悪化した場合、政府は一部地域でロックダウンを行う準備を整えているが、その措置が必要にならないことを願っている」
スウェーデンは、ここ数週間で急増する感染者を制御するために奮闘している。スウェーデン政府は2020年12月、マスクの着用を初めて推奨した。それまで、マスクの話題は同国ではタブーだった。
その1カ月後、隣国のノルウェーとデンマークの国境を封鎖し、政府に飲食店や小売店、公共交通機関を閉鎖する権限を与える法律を施行した。
規制はさらに強化され、ロベーン首相は、3月1日からアルコールを提供しない飲食店とカフェは午後8時30分に閉店、小売店とジムでは店内の人数を制限すると発表した。また、ショッピングモール内にある飲食店はテイクアウトのみの営業となり、アマチュアスポーツは休止される。
この規制強化は、感染者の急増だけでなく、公衆衛生の専門家が同国の医療システムが変異株に直面していると指摘していることも理由になっている。
ロックダウンは実施しないスウェーデンの当初の対策を計画したアンダース・テグネル(Anders Tegnell)は2月23日、「感染力の強いイギリスの変異株が、スウェーデンで支配的になるのは避けられそうにない」と語ったと、テレグラフ(Telegraph)が報じた。ストックホルムでは、検査を行ったサンプルの27%が変異株と確認されている。
スウェーデンが規制強化を発表した翌日、隣国のフィンランドでは、首相が3月8日から3週間のロックダウンを宣言し、すべての飲食店の閉鎖と集会は6人までとすることが発表された。
https://www.businessinsider.jp/post-230490

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