【手足口病】手足口病が7週連続増 おたふくかぜと感染性胃腸炎は減少

国立感染症研究所がまとめた5月22日から28日までの週の5類感染症の患者報告(小児科定点医療機関約3000カ所)によると、手足口病、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、ヘルパンギーナ、水痘の定点医療機関当たりの患者報告数は増加した。感染性胃腸炎、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)は減少した。

〔手足口病〕7週連続で増加した。報告数は前週比約13%増の0.97人。都道府県別の上位3位は、佐賀(4.09人)、宮崎(3.47人)、福岡(2.88人)。

〔A群溶血性レンサ球菌咽頭炎〕3週連続で増加した。報告数は前週比約3%増の3.26人。過去10年の同期と比べて2番目に多かった。都道府県別の上位3位は、鳥取(8.53人)、山形(6.33人)、福岡(5.45人)。

〔ヘルパンギーナ〕3週連続で増加した。報告数は前週比約21%増の0.23人。都道府県別の上位3位は、福岡(1.74人)、熊本(0.72人)、大分(0.69人)。

〔水痘〕報告数は前週比約46%増の0.51人。都道府県別の上位3位は、福岡(0.89人)、宮崎(0.86人)、大分(0.83人)。

〔感染性胃腸炎〕報告数は前週比約1%減の7.23人。都道府県別の上位3位は、富山(12.17人)、大分(10.75人)、福井(10.59人)。

〔流行性耳下腺炎〕報告数は前週比約23%減の0.46人。都道府県別の上位3位は、長野(1.67人)、島根(1.65人)、愛媛(1.41人)。

https://www.cbnews.jp/news/entry/20170606121410

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