2018/05/11【エボラ】新たに11人が出血熱に罹患、1人死亡 /コンゴ

【エボラ】新たに11人が出血熱に罹患、1人死亡 /コンゴ

エボラ出血熱の流行が宣言されたコンゴ民主共和国(旧ザイール)の保健省は10日、宣言後に新たに11人が出血熱の症状を呈し、うち1人が死亡したことを確認した。11人のうち2人はエボラ出血熱と確認され、残り9人は検査が進められている。

今回の流行宣言は、同国北西部のビコロ地区で2人の感染が確認されたことを受けて8日に出された。同地区では4月4日から5月5日までの間で27人に感染の疑われる症状が見られ、このうち17人が死亡していた。

面積1075平方キロのビコロ地区にはおよそ16万3000人が暮らす。世界保健機関(WHO)によると、流行地域は辺境に位置していることから情報の伝達には限界があり、輸送インフラも貧弱だという。

コンゴ保健省とWHOは、今回の流行に対処するための向こう3カ月間にわたる計画をすでに策定した。ただWHOによれば、流行がどこまで広がっているのか現時点でつかめていないほか、ビコロ地区の位置が物資の支援等を著しく困難にしているという。

エボラウイルスの大部分は、人のほかサルやゴリラ、チンパンジーなどの霊長類に感染する。人から人への感染も確認されており、死亡率は平均で50%前後に上る。

http://news.livedoor.com/article/detail/14700983/

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly

関連記事

  1. 2017-8-7

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました!

    学術雑誌「医療看護環境学」を創刊致しました! どうぞご利用ください! 医療看護環境学の目的 …
  2. 2021-4-1

    感染症ガイドMAP

    様々な感染症情報のガイドMAPです 下記のガイドを参考に、情報をお調べください。 感染症.com…
  3. 2021-4-1

    感染症.comのご利用ガイドMAP

    一緒に問題を解決しましょう! お客様の勇気ある一歩を、感染症.comは応援致します! 当サイトを…
  4. 2022-9-1

    感染対策シニアアドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策シニアアドバイザーを2022年版に改訂しました! 感染対策の最前線で働く職員の…
  5. 2022-9-1

    感染対策アドバイザー2022年改訂版のお知らせ

    感染対策アドバイザーを2022年版に改訂しました! 一般企業の職員でも基礎から学べ、実…

おすすめ記事

ページ上部へ戻る