2019/10/30【食中毒】総菜店の弁当で31人が食中毒 /大分県
今月25日大分市の総菜店で購入した弁当を食べた31人が、相次いで下痢や嘔吐などの症状を訴えたことがわかり、市は、この店の弁当が原因の食中毒と断定し、この店を30日と31日の2日間の営業停止処分にしました。
営業停止処分を受けたのは、大分市のデパート「トキハ本店」に入る総菜店「お肉屋さんのお総菜河原」です。
大分市保健所によりますと、今月25日この総菜店で焼き肉弁当を購入した、2つのグループのあわせて170人のうち7歳から85歳までの男女31人が、弁当を食べたあと下痢や吐き気それに嘔吐などの症状を訴えたということです。
このうち1人が入院するなど5人が医療機関で受診したということですが、症状を訴えた全員が回復に向かっているということです。
保健所は、弁当に入っていた卵焼きから黄色ブドウ球菌が検出されたことなどから、この店の弁当が原因の食中毒と断定し、店を30日と31日の2日間営業停止処分としました。
市は調理をする際は手洗いや消毒を十分に行うよう呼びかけています。
トキハは「事態を厳粛に受け止め、再発防止に全力で取り組みます」とコメントしています。