2021/01/28【新型コロナウイルス:COVID-19】ブラジル変異型 マナウスの感染者85%超から検出 /ブラジル

日本の羽田空港で確認されたブラジル由来の変異ウイルスが、ブラジル・マナウスでは感染者の85%から検出されたことが分かりました。
ブラジルメディアが報じたブラジルとイギリスの研究者の分析によりますと、ブラジルの変異型ウイルスP.1は、感染が多く確認されるアマゾナス州マナウスで今月に感染者から採取された142の検体の85.4%から確認されたということです。
11月までの検体からは確認されず、先月は52.2%が変異型ウイルスだったということです。
ブラジル型変異ウイルスはイギリス型、南アフリカ型の変異を合わせ持っていて、2つの型より感染力が強い可能性も指摘されています。
現地で旅行会社経営・島準さん:「去年の年末ぐらいから徐々に感染率がだんだん上がってきて心配だなと思った。病院の病床が足りなくなる状況になってきたのは、多分1月10日前後くらいからだと思う。それから感染者の数は増える一方。直接の知人の話だとあんまり『どこでかかったか正直思い当たらない』と言っていた。恐らく感染力が第1波より高いのではないか」
この変異ウイルスはブラジル国内の今の感染拡大の要因とみられているほか、日本、アメリカ、イギリス、韓国など8カ国以上でも確認されています。
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