レジオネラの基準と検査頻度について

レジオネラの基準と検査頻度を整理しております。

浴槽水

厚生労働省の公衆浴場における水質基準等に関する指針

10CFU/100mℓ未満

※都道府県によっては、「検出されないこと(10CFU/100mℓ未満)」と表記されている場合もあります。
※CFUとはコロニー数の単位を示します。

検査回数の目安

毎日完全換水型の浴槽 1回以上/年
連日使用型の浴槽(循環式) 2回以上/年
塩素消毒法ではない浴槽 4回以上/年

冷却塔水

厚生労働省のレジオネラ症防止指針

100CFU/100mℓ未満

※100CFU/100mℓを超えると直ちに清掃・消毒等の対策を講じ、対策実施後は検出菌数が検出限界(10CFU/100mℓ未満)以下であることを確認することとなっています。
※CFUとはコロニー数の単位を示します。

検査の回数の目安

検査頻度、検査内容は、各自治体の条例によって定められていますので、詳細は管轄の保健福祉事務所にご確認ください。

コンサルタントより

  • レジオネラは自然界にも存在するため、適切な対策が出来ていなければ一気に増殖します。
  • また、温泉では泉質によっては塩素が効きづらい場合もあるため、泉質に応じた対策が必要となります。
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