大阪府枚方市の税務大学校大阪研修所で22日夜、食中毒が疑われる腹痛や嘔吐の症状を研修生らが訴えた。大阪国税局は23日、研修所の寮内にある食堂で22日午後に18~21歳の研修生の男女約150人が夕食を取り、うち40人以上が病院に搬送されたと明らかにした。
地元消防が、呼吸困難などの重い症状の4人を含む48人を搬送。研修所と同市保健所は、集団食中毒の可能性もあるとみて調査する。
大阪国税局によると、4月に入所した研修生165人のうち149人が、敷地内の寮で生活。22日は研修を終えた後、午後5~7時に食事をした。メニューは、みそ野菜炒めやチキンの赤ワイン煮など。