2022/03/26【新型コロナウイルス:COVID-19】神奈川県で4848人感染、9人死亡 病院や自衛隊でクラスター /神奈川県
神奈川県内で26日、新型コロナウイルスに感染した50〜90代の男女9人の死亡と、4848人の新規感染が判明した。県と5市の保健当局が発表した。
横浜市は6人の死亡を発表。うち、神奈川区の70代男性はワシン坂病院、同区の90代男性は済生会横浜市東部病院、東京都の90代男性は新横浜こころのホスピタルに他疾患で入院していた。いずれも院内でクラスター(感染者集団)が発生していた。中区の90代女性は22日に意識障害で搬送された先の病院で陽性が判明し、23日に脳梗塞で死亡した。新規感染は1979人で、済生会横浜市南部病院で8人のクラスターが発生した。
県は、福祉施設に入所する平塚市の50代男性の死亡を発表。19日に発症し、体調が急変して救急搬送されたが、間もなく他疾患で死亡した。新規感染者は751人で、鎌倉保健福祉事務所管内の民間病院で7人のクラスターが発生した。
相模原市は70代男性の死亡と329人の新規感染を発表した。死亡した男性は16日に意識障害などがあり市内の病院で陽性が判明し入院、25日に死亡した。ワクチン接種をしておらず、高血圧などの既往症があった。
横須賀市は80代男性の死亡と181人の新規感染を発表した。男性は一人暮らしで3月10日に自宅で死亡しているのを親族が発見。1日に死亡したとみられ、新型コロナに感染していた。
市内では新たに特別養護老人ホームで職員1人、海上自衛隊で3人の陽性が分かり、クラスターはそれぞれ計7人、10人になった。
川崎市は1418人、藤沢市は190人の新規感染を発表した。
また、県は17日発表の秦野市の80代男性について、重複していたとして取り消した。