2022/03/18【新型コロナウイルス:COVID-19】神奈川県で5088人感染、14人死亡 横浜の特別養護老人ホームなどでクラスター /神奈川県

神奈川県内で18日、新型コロナウイルスに感染した50〜100歳代の14人の死亡と、新たに5088人の感染が判明した。県と6市の保健当局が発表した。
横浜市は70〜100歳代の6人の死亡を発表。このうち90〜100歳代の男女3人は、クラスター(感染者集団)が発生した高齢者施設2カ所の入所者。うち女性2人は同じ施設で、家族が施設でのみとりを希望し、老衰で亡くなった。2人ともワクチンは3回接種済みだった。新規感染者は2065人、クラスターは特別養護老人ホーム、通所介護施設、放課後等デイサービスで認定された。
県は70〜90代の5人の死亡を発表。うち4人はクラスターが発生した病院や高齢者福祉施設の入院患者と入所者。残る横浜市の80代女性は11日に発熱と全身脱力感を訴え、救急搬送され、同13日に死亡した。新規感染者は877人。鎌倉保健福祉事務所管内の高齢者福祉施設2カ所と新型コロナ患者を受け入れていない病院で計14人、6人、13人のクラスターが発生した。
相模原市は50代男性の死亡を発表。14日に入院時の検査で陽性となり、市外の病院に転院したが16日に亡くなった。基礎疾患がありワクチン接種は不明。新規感染は325人。南区の障害者支援施設で計35人のクラスターを認定した。
川崎市は中原区の90代女性の死亡を発表した。計63人のクラスターが発生した同区の特別養護老人ホームに入居しており、2月17日にせきなどの症状が見られ、往診で陽性が判明。施設内療養していたが、3月11日に入院し、翌12日に誤嚥ごえん性肺炎で亡くなった。ワクチンは2回接種していた。1225人の新規感染も発表。クラスターが発生した市北部の病院で職員1人が陽性となり、感染者は計19人となった。
茅ケ崎市は市内の80代女性の死亡を発表。クラスターの発生した高齢者施設の入所者で7日に陽性が判明、14日に医療施設に緊急搬送され、17日死亡した。新規感染者は117人。
藤沢市は238人の感染を発表。高齢者施設で計7人のクラスターを認定した。
横須賀市は241人。生活介護事業所で計5人のクラスターを認定した。
また、相模原市は2月1日に発表した40代男性と、同3日に発表した80男性は重複計上だったとして取り下げた。
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