【HIV】米のHIV感染者の半数、陽性診断までに3年以上 CDC /アメリカ

【HIV】米のHIV感染者の半数、陽性診断までに3年以上 CDC /アメリカ

米国でHIV(ヒト免疫不全ウイルス)に感染した人はその後数年間感染に気付かないケースが多く、半数の人がHIV陽性と診断されるまで3年以上かかっていることが、28日に発表された米疾病対策センター(CDC)のデータで明らかになった。

CDCによると、HIV感染から診断までの期間の中央値(データを大きさの順に並べた時に中央に位置する値)は3年だった。2011年に発表された前回の報告での3年7か月からわずかな改善がみられるという。

だが、感染した恐れのある人は検査を受ける頻度を増やす必要があると、専門家らは指摘している。新規HIV感染の約40%が、自身のHIV感染に気付いていない人々によって引き起こされているからだ。

CDCは、13歳から64歳までのすべての人々に対して、HIV検査を一生の間に少なくとも1回は受けるよう推奨している。

性的に活発な同性愛者および両性愛者の男性など感染の危険性が高い人々は少なくとも年1回、できれば3~6か月ごとに検査を受ける必要がある。

CDCの報告書「バイタルサインズ(Vital Signs)」によると、2015年のデータでは同性愛者および両性愛者の男性の29%が、過去1年以内にHIV検査を受けていないと回答したという。

もっと検査を

過去1年以内にHIV検査を受けていない人の割合は、注射による薬物使用者で42%、HIV感染リスクが高い異性愛者では59%に上った。

同性愛者および両性愛者の男性の場合、HIV感染から診断までの推定期間の中央値は3年だった。これは半数が感染から3年未満に診断され、半数が感染から3年以上が経過した後に診断されることを意味する。

報告書によると「2015年にHIVと診断された人の4分の1が、7年以上もHIV感染に気付かずに生活していた」という。

異性愛者の男性の場合、感染から診断までの中央値は5年で、異性愛者の女性と注射薬物使用者の女性では2.5年だった。

報告書によると、2014年の段階でHIVに感染して生活していた人は推定110万人で、このうち85%が自身のHIV状態(陰性か陽性か)を把握していたという。

CDCのHIV・AIDS予防部門を統括するユージン・マクレイ(Eugene McCray)氏は「HIVは感染から数年後ではなく、数か月以内に診断されるのが望ましい」と述べた。「定期的なHIV検査をさらに増やすとともに、検査、診断、治療の間を縮めることが社会の中でHIVを阻止するために不可欠だ」 (c)AFP

www.afpbb.com/articles/-/3153372

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