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アレルギー・シックハウス対策

1.はじめに

1-1.アレルギーによる影響について

アレルギー症状によって、本人だけでなく、家族、友人など、仕事や生活において困ったことがある経験は皆様ありませんでしょうか?
今や東京都の小学生の60%が何かしらのアレルギー症状を抱えているとの統計が出ております。

下記は、薬剤メーカーがアレルギー性疾患患者様を対象に行ったアンケート調査結果です。

●症状のために 仕事や家事、勉学がはかどらなかった。
●症状のために 集中力が保てなかった。
●症状のために ミスや間違いが多くなった。
●症状のために 試験や面接など大事な場面でうまくいかなかった。
●症状のために 人と話したりすることに消極的になった。
●症状のために 仕事や学校、会合に遅れた/早退した/休んだ/消極的になった。
●症状のために 今住んでいる家や地域に住めなくなった。

1-2.アレルギーについて

アレルギーとはなんでしょうか?感染症と混同されている方が意外と多いのが現状ではないでしょうか?簡単に違いを区別すれば下記のようになります。

  感染症 アレルギー
原因 ●細菌
●ウィルス
●カビ
●ダニや蚊などの昆虫
アレルゲン
≪一般的アレルゲン 吸入性アレルゲン≫
●室内塵(ハウスダスト。ヒョウヒダニの虫体や糞などが主)
●皮屑(フケ。とくにイヌ、ネコなどのペットのフケなど)
●花粉(スギ花粉、ヤシャブシ花粉、イネ科花粉、キク科花粉など)
●真菌(カビのたぐい。とくにアルテルナリア)
●昆虫(ユスリカ、ゴキブリ等)
●刺咬性アレルゲン(蜂に刺されるなど)
●食餌性アレルゲン(大豆、卵、牛乳など)
●薬剤性アレルゲン(注射・内服。ペニシリンなど)
≪職業性アレルゲン(吸入または接触性)≫
●動物の体成分・排泄物
●植物性微細物質(小麦粉や木材加工の際の粉塵等)
●薬剤(ペニシリンなど)
≪生活環境性アレルゲン(吸入性)≫
●揮発性有機化合物(アセトアルデヒド、ホルムアルデヒドなど)
●インキ溶剤など
予防 ●感染源の排除
●感染経路の遮断
●免疫力の維持
アレルゲンの排除
発症 感染、病原体の増殖 ●遺伝
●アレルゲンに対する過剰な曝露
症状 病原体によって様々 アレルゲンを対外に排除する生理機能の過剰反応。
治療 完治するものが多数 完治するのは困難
薬の役割 病原体を体内から除去 症状の抑制

アレルギーは、体質の変化によってシックハウス症候群、さらには化学物質過敏症へと発展していく可能性があり、年々患者は増加傾向にあります。その体質の変化要因で一番問題なのが、揮発性有機化合物によるものです。揮発性有機化合物は、空気中にガス状態で存在するためフィルターでも除去出来ません。

空気を吸わなければ人間は生きていけません。当サイトでは空気の重要性とアレルギー予防について解説していきたいと思います。

2.空気の重要性

2-1.人体に摂取する物質量について

専門機関での調査によると、人が生涯で摂取する物質の質量比は、室内空気が57%、公共施設の空気が12%、合わせて69%であり、多くの人が意識していない屋内施設の空気が圧倒的な割合を占めています。健康と言うと、食物や飲み物ばかりに意識が行く方が大勢いますが、屋内施設の空気による影響が最も大きいのです。

また、危険な食物や飲み物は、各自の判断で避けることは出来ますが、空気だけは吸うのを我慢することは出来ません。5分も空気を吸うのを我慢すれば、命にかかわることでしょう。

また、体重50Kgの人で一日に食物を2Kg、水分を2ℓ、空気を20Kg摂取しているそうです。このことからも人体に与える空気の質が重要であることがわかります。

《人が生涯で摂取する物質量》
●室内空気:57%
●公共施設の空気:12%
 合計:69%

《人が一日で摂取する物質量》
体重50kgの人の場合
●食物:2kg
●水分:2L
●空気:20kg

医療の世界では、病気の70%は、悪い空気を吸い続ける事が原因と言われております。人は、悪臭成分を多量に吸い込めば、嫌な臭いを感じ、体に悪いと判断します。悪臭成分やVOC物質については、少量であれば臭いも薄く気付かずに呼吸する限り、体内に取り入れ続けます。

2-2.空気の成分について

地球上の大気の構成比率は、窒素が78%を占めており、次いで酸素が21%、その他が1%となっております。(※その他;二酸化炭素、アルゴンなど。)

それ以外の成分や物質は、空気の成分としては不純物となり、空気が汚れている原因です。つまり、大気汚染とは不純物が空気中に多く含まれていることを指します。

不純物の代表的なものとしては、上記のように、菌、ウィルス、カビ、揮発性有機化合物、ハウスダストなどがあります。

市販の空気清浄機において、ハウスダストはフィルターで集塵する事が可能ですが、揮発性有機化合物は集塵する事は不可能です。なぜなら、揮発性有機化合物は気体、つまりガスですので、その粒子は非常に小さくフィルターを通過してしまいます。その大きさは現在問題となっているPM2.5よりもはるかに小さい粒子であるためです。

3.シックハウス症候群、化学物質過敏症



シックハウス症候群や化学物質過敏症は複合的な要因が、複雑に絡み合って引き起こされるので、住環境や建材だけに目を向けていては、問題の真の解決はできません。

現代社会では、屋内施設の空気汚染だけではなく、食品や日常生活用品、ストレスなどの心理的影響、大気汚染や水質汚染など様々なものが健康に悪影響を与えています。

「シックハウス」として住環境だけに目を向けるのではなく、「シックライフ」として大きな視点で生活全体が病んでいる現状を捉えていかなければなりません。

4.アレルギーの予防

4-1.シックハウス症候群の原因について

シックハウス症候群というと、新築やリフォームをしたときだけの問題で、住宅を建てるときに使用される建材からの化学物質だけが原因と思われがちですが、建材以外にもカーテンやじゅうたん、家具などから揮発する化学物質や、日常生活用品、ダニやカビなど様々な原因によって室内空気が汚染されています。

シックハウス症候群の要因には以下のようなものが挙げられます。

■建材から揮発する化学物質

化学物質を含有・添加した新建材が多用され、そこから揮発する化学物質によって室内空気が汚染されてしまっています。壁紙、接着剤、合板、塗料などあらゆる建材が室内空気汚染の原因になっています。

■家具などから揮発する化学物質

じゅうたんやカーテン、家具からも化学物質は揮発しています。接着剤や難燃剤、防虫剤など様々な化学物質が用いられています。

■換気不足

住宅の高気密・高断熱化が進みましたが、換気対策が遅れたために、室内空気汚染の原因となってしまっています。計画換気の必要性への認識が不足しています。

■ダニ・カビ

高湿度で結露を起こしやすい住宅では、ダニ・カビが発生しやすくなってしまいます。ダニやカビによるアレルギーなど、健康に悪影響を与えています。

■体質の変化

アレルギー体質の人や化学物質に過敏な体質の人が増えています。
またストレスなどの心理的要因なども、シックハウス症候群の原因のひとつではないかと考えられています。

■日常生活用品

化粧品やタバコ、スプレー類、防虫剤、暖房器具などの日常生活用品から発生する化学物質も原因となります。

4-2.発症の原因となる化学物質について

発症者の反応を引き起こす主な化学物質など

≪発症者の90%以上に症状が出るもの≫
● 家庭用殺虫
● 殺菌
● 防虫剤類

≪発症者の80%以上に症状が出るもの≫
● 香水などの化粧関連用品類
● 衣料用洗剤類
● 防臭
● 消臭
● 芳香剤類
● タバコの煙
● シャンプーなどボディーケア用品類
● 灯油などの燃料類
● ペンなど筆記用具類
● 印刷物類

※横浜国立大学・糸山景子氏らが、CS支援センターの発症者488名(回答者278名)に行ったアンケート結果より

そのほか、発症者が反応するもの

●新建材・塗料から放散される化学物質
●排気ガス
●電磁波
●においが強い天然のもの
など(個人差あり)

【増え続ける化学物質】

化学物質過敏症は、何かの化学物質に大量に曝露されたり、または、微量だけれども繰り返し曝露された後に、発症するとされています。

化学物質への感受性は個人差が大きいため、同じ環境にいても発症する人としない人がいます。

「今日、推計で5万種以上の化学物質が流通し、また、わが国において工業用途として届け出られるものだけでも毎年300物質程度の新たな化学物質が市場に投入されています。化学物質の開発・普及は20世紀に入って急速に進んだものであることから、人類や生態系にとって、それらの化学物質に長期間曝露されるという状況は、歴史上、初めて生じているものです」(2003年版『環境白書』より)。

その一方で、「今日、市場に出回っている化学物質のなかで、量として75%に当たるものについて、基本的な毒性テストの結果すら公開されていない」(米国NGOの環境防衛基金『Toxic Ignorance(毒性の無知)』1997)といった現状があります。

「便利な生活」のために、化学物質を開発、利用していくことが優先され、安全性の検証は後回しにされがちです。こうした背景のもと、「環境ホルモン」「化学物質過敏症」など、従来予想できなかった新たな問題が表面化してきたのです。

5.VOC(揮発性有機化合物)

VOC とは

VOC は揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)の略称で、塗料、印刷インキ、接着剤、洗浄剤、ガソリン、シンナーなどに含まれるトルエン、キシレン、酢酸エチルなどが代表的な物質です。製品から見て直感的には、「有機溶剤」と考えておけば良いでしょう。大気中の光化学反応により、光化学スモッグを引き起こす原因物質の1つとされています。

環境省が実施したシミュレーションの結果、光化学オキシダントおよび SPM の目標を達成するためには VOC について平成 22 年度までに平成 12 年度比 3 割削減する必要があるとされました。VOC 排出量の発生源として、塗料、洗浄剤、接着剤、インキからの VOC 排出が全体の 75%を占め、業種別に見ても、塗料等を多く扱う業種からの排出が多い結果となりました。

特に最近では、ホルムアルデヒドによるシックハウス症候群や化学物質過敏症が社会に広く認知され、問題となっています。(2000年度の国内排出量は、年間150万トン。)

光化学オキシダントと浮遊粒子状物質の主な原因であるとして、2004年5月26日、改正大気汚染防止法により主要な排出施設への規制が行われることとなりました。

すべてのVOCを総称する語として、総揮発性有機化合物(TVOC; Total Volatile Organic Compounds)も用いられています。

なお、ホルムアルデヒドについては、VVOCに該当するが、独自の基準を設けているケースがあるため、VOCsとは区別している場合が多いです。

6.厚生労働省の定めるVOC(揮発性有機化合物)13項目

No. 物質名 室内濃度指針値※ 主な発生源
1 トルエン 260μg/m3(0.07ppm) 内装材、家具などの接着剤、塗料
2 エチルベンゼン 3800μg/m3(0.88ppm) 合板、家具などの接着剤、塗料
3 フタル酸ジ-2-エチルヘキシル 120μg/m3(7.6ppb) 壁紙、床材、電線被覆
4 スチレン 220μg/m3(0.05ppm) 断熱材、浴室ユニット、畳心材
5 ホルムアルデヒド 100μg/m3(0.08ppm) 合板、壁紙などの接着剤
6 アセトアルデヒド 48μg/m3(0.03ppm) 建材、壁紙などの接着剤
7 キシレン 870μg/m3(0.20ppm) 内装材、家具などの接着剤、塗料
8 フタル酸ジ-n-ブチル 220μg/m3(0.02ppm)
※但し小児の場合は
0.1μg/m3(0.007ppb)
塗料、顔料、接着剤
9 テトラデカン 330μg/m3(0.04ppm) 灯油、塗料
10 パラジクロロベンゼン 240μg/m3(0.04ppm) 衣類の防虫剤やトイレの芳香剤
11 ダイアジノン 0.29μg/m3(0.02ppb) 殺虫剤
12 クロルピリホス 1μg/m3(0.07ppb) 防蟻剤
13 フェノブカルブ 33μg/m3(3.8ppb) シロアリ駆除剤

7.タバコの煙の成分表

ガス相成分(96.7%) 量(μg)/1本 割合 有害性
一酸化炭素 20,000 78.70% 心血管疾患・呼吸器疾患・突然死・老化・痴呆等
ニコチン
(ガス化した部分)
1,900 7.50% 依存性物質・心血管疾患。ニコチンは本来粒子相に存在しますが、アンモニアの作用によってガス相に移行し、空気清浄機を素通りします。
アセトアルデヒド 1,400 5.50% 線毛細胞障害物質
窒素酸化物(NOx) 600 2.40% 心血管疾患・呼吸器疾患・光化学スモッグの原因
シアン化水素 200 0.80% 心血管疾患・呼吸器疾患
腫瘍創始物質・線毛細胞障害物質
アンモニア 150 0.60% 有害物質・ニコチンをガス化する
アクロレイン 140 0.60% 有害物質
ピリジン 93 0.40% 塗料、顔料、接着剤
ホルムアルデヒド 90 0.40% 発癌促進物質・線毛細胞障害物質
ジメチルニトロサミン 0.2 0.00% 発癌物質
ヒドラジン 0.043 0.00% 発癌物質
ニトロソピロリジン 0.042 0.00% 発癌物質
ウレタン 0.035 0.00% 腫瘍創始物質
その他のニトロサミン(4種) 0.02 0.00% 発癌物質
ビニールクロライド 0.016 0.00% 発癌物質
エチルメチルニトロサミン 0.01 0.00% 発癌物質
ジエチルニトロサミン 0.01 0.00% 発癌物質
ダイオキシン 0.000009 0.00% 有害物質
粒子相成分(3.3%) 量(μg)/1本 割合 有害性
カテコール 460 1.80% 粒子相は空気清浄機で除去できますが、タバコ煙有害物質の3.3%を占めるに過ぎず、除去性能も完全ではありません
その他のタバコアルカロイド類 200 0.80%
ニコチン(ガス化しなかった部分) 100 0.40%
3および4-メチルカテコール類 40 0.20%
ヒ素 25 0.10%
ナフタレン類 10 0.00%
1-メチルインドール類 0.9 0.00%
ニッケル化合物 0.6 0.00%
フッ化アンセン 0.25 0.00%
N’-ニトロソノルニコチン 0.25 0.00%
ピレン 0.2 0.00%
9-メチルカルバゾール類 0.2 0.00%
フェノール 0.2 0.00%
クレゾール類(3種) 0.15 0.00%
ベンツ(a)アントラセン 0.08 0.00%
カドミウム化合物 0.07 0.00%
ベンゾ(g,h,i)ベリレン 0.06 0.00%
ベンゾ(a)ピレン 0.05 0.00%
ベンゾ(j)フッ化アンセン 0.04 0.00%
β-ナフチルアミン 0.025 0.00%
ジベンツ(a,j)アクリジン 0.01 0.00%
5-メチルクリゼン 0.002 0.00%
ジベンゾ(c,g)カルバゾール 0.0007 0.00%

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