【鳥インフルエンザ】養鶏場消毒を完了…鳥インフル /宮城県

【鳥インフルエンザ】養鶏場消毒を完了…鳥インフル /宮城県

◆栗原、目標の72時間以内で

栗原市の養鶏場で鳥インフルエンザウイルスが検出された問題で、県は27日、殺処分した鶏や卵、エサの埋却処分、鶏舎などの消毒作業を全て完了した。今後、この養鶏場や周辺で異常がなければ、4月18日午前0時までに移動や搬出制限が全て解除される。

■県職員ら3140人

県は27日午前2時5分に約22万羽の殺処分、その後の埋却に加え、卵やエサの埋却、鶏舎の清掃、消毒など全ての防疫措置を終えた。目標の72時間以内に作業を完了。投入された県職員や自衛隊員は延べ3140人に上った。県は殺処分数を20万9248羽としていたが、22万948羽と修正した。

県は4月7日から、鶏や卵の移動を禁じている移動制限区域(半径3キロ・メートル圏)の養鶏場などで鶏の血液検査を実施する。結果に異常がなければ、同11日頃に域外への搬出を禁止する搬出制限区域(同3~10キロ・メートル圏)を解除する。その後も問題がなければ、18日午前0時に移動制限も解除する。

■迅速な対応

今回の鶏舎での感染は、県内初めての事例となった。当初は県職員らも慣れない作業に時間を要したが、進行に伴いノウハウが蓄積され、効率化が図られた。処分に必要な資器材も補充され、近県などから殺処分経験のある獣医師らが派遣されたことも、作業のペースアップにつながった。県は、1時間あたりの処分量を約3000羽と想定していたが、作業2日目には7000羽近くに上った。

県では鳥インフルエンザの発生に備え、防疫演習を行っており、昨年11月には実際の鶏舎を使った演習も初めて実施していた。国の指針では、72時間以内の埋却完了を目安としているが、これは採卵鶏の場合、3万~6万羽を想定している。約22万羽に対応できたことに、ある県幹部は「ここまで早く作業を終えられると思わなかった」と驚きを隠さなかった。

■感染の原因は

感染が確認された栗原市の養鶏場は、窓のない「ウィンドーレスタイプ」の鶏舎だった。野鳥やネズミの侵入を防げるとされ、県内のほとんどの養鶏場が採用しているという。県農林水産総務課の担当職員は、「開放型の金網の鶏舎よりは、感染は起きにくいと考えてきた」と話す。

農林水産省が、原因の調査を実施しているが、村井知事は「今回の養鶏場はしっかり管理している中で起きており、特定は難しいのでは」との見方を示した。その上で、「必ずまた、どこかで起きると考えて対応していく必要がある」と述べた。県は初動対応として3万羽規模の発生を想定した資器材を用意しているが、今後は備蓄を増やすことも検討していく。

http://www.yomiuri.co.jp/…/mi…/news/20170327-OYTNT50232.html

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