【腸管出血性大腸菌:O157】O157 富山で感染増 今年11人 すでに昨年の3倍 /富山県

【腸管出血性大腸菌:O157】O157 富山で感染増 今年11人 すでに昨年の3倍 /富山県

7、8月だけで 6人 県が食中毒注意報

富山県内で腸管出血性大腸菌O157の感染者が昨年の三倍ほどに増えている。

二〇一一年には県民四人が亡くなる食中毒事件が発生した富山。

今月には埼玉県のスーパーで買ったポテトサラダを食べた女児(5つ)が感染して意識不明の重体になるなど、抵抗力の弱い子どもや高齢者は命に関わることもあり、神経をとがらせる。高温多湿で細菌性食中毒が発生しやすい気象条件になっているとして富山県は二十三日、食中毒注意報を発令した。

県健康課によると、二十一日現在のO157感染者は十一人。少なくとも富山市が七人、高岡厚生センター管内(高岡、射水、氷見市)が三人。一三年以降の同時期としては一五年の十七人に次いで多く、既に昨年一年間の四人を大きく上回っている。七、八月だけで六人が感染した。いずれのケースも感染源の特定には至っていない。

感染者のうち富山市内の三十代女性は、急性腎不全などの原因となる溶血性尿毒症症候群(HUS)を併発して入院。市によると、女性は二十三日現在も入院中だが、回復している。HUSの発症は一一年に四人が亡くなった「焼肉酒家えびす」の食中毒事件以来。

O157による県内の集団食中毒は近年では一一年、〇七年、〇五年にそれぞれ二件ずつ発生。県生活衛生課の担当者は、O157の感染者が増えていることに「原因は不明だが、多くて心配している。食品の加熱や調理器具の消毒の徹底などを飲食店や県民に呼び掛ける」と話している。

O157は、菌が付着した食品などから経口感染し、腹痛や下痢などの症状が出る。国立感染症研究所(東京都)によると、今月十六日現在で、O157を含む腸管出血性大腸菌感染症は全国で千六百九十六件報告されている。特にここ三週間はそれ以前と比べてほぼ倍増し、週二百件以上で推移している。
石川は13年2月以降ゼロ

石川県内では、二〇一三年二月に五人が感染した以降、O157の感染者は出ていない。

県によると、一三年二月は焼き肉店二店舗で二件あり、一件は十代男性と二十代女性、別の一件はいずれも二十代の男女三人が感染。うち三人が入院した。〇七年度以降の感染は八件六十八人。一一年度は四件四十三人と多かったが、年によってばらつきがある。

県は、飲食店や精肉店を対象にした研修会を昨年度は六十回開催。県薬事衛生課の紺野欽一課長は「業者側には調理器具の管理や従業員の健康管理などに注意するよう呼び掛けている」と話している。

http://www.chunichi.co.jp/…/ar…/news/CK2017082402100010.html

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