【レジオネラ】レジオネラ菌3人感染 高齢男性1人死亡 国東の施設 /大分県

【レジオネラ】レジオネラ菌3人感染 高齢男性1人死亡 国東の施設 /大分県

県は19日、国東市内の高齢者施設で80~90代の男性3人がレジオネラ菌の感染による肺炎を発症し、1人が亡くなったと発表した。県東部保健所の検査で、部屋の加湿器から菌が検出された。県によると、県内で集団感染が確認されたのはデータのある2002年以降初めて。

加湿器が感染源となったケースは全国的にも少なく、4例目という。県は19日、県内の社会福祉施設や医療機関に注意喚起の文書を出した。

施設は国東市安岐町の特別養護老人ホーム「鈴鳴(れいめい)荘」。発表によると、亡くなったのはショートステイを利用していた市内の90代男性。13日に急な発熱で市内の病院を受診し、14日に肺炎と心不全で死亡した。

他の2人はいずれも入所者の80代男性。昨年12月22、28日にそれぞれ感染が確認された。うち1人はレジオネラ菌による肺炎が治った後、誤嚥(ごえん)性肺炎で今月19日に亡くなった。

東部保健所は、2人目の感染が判明した時点で集団感染とみて調査。12月28日に風呂場から検体を採取したが、菌は検出されなかった。

3人目の感染を受けて今月15日、改めて風呂場と空調機器、加湿器を検査。入所者2人の部屋の加湿器から、それぞれ菌が検出された。亡くなった男性の部屋に加湿器はなく、感染者の部屋と近かった。

同施設によると、加湿器は熱を加えない超音波式。タンクの水は毎日交換し、週に1度は本体もブラシなどで清掃していたという。

「亡くなられた方、家族に心からおわび申し上げる。入院されている方の一日も早い回復を願う。対策を徹底し、信頼回復に努める」と話している。

60度以上の熱で死滅 常に新しい水使って

県健康づくり支援課によると、レジオネラ菌は土壌などにいる「比較的ありふれた菌」。給水・給湯設備などで繁殖して感染源となる。乳幼児や高齢者などが感染した場合、発熱や肺炎を引き起こすこともある。

県内では年間、十数人が発症し、2007~16年の10年間で7人が死亡した。

02年に宮崎県内の温泉施設で7人が死亡する集団感染が起き、問題が広く認識された。家庭の循環式浴槽(24時間風呂)も感染予防のため適切な管理が必要とされる。

菌は60度以上の高温で死滅するため、加湿器では熱を加えるスチーム式やハイブリッド式は感染の危険性が低いという。加熱しない超音波式や遠心噴霧式、気化方式は▽水のつぎ足しをせず、新しい水を使う▽使用後は水を抜いて乾かす▽こまめに清掃する―といった点に注意するよう呼び掛けている。

https://www.oita-press.co.jp/1010000000/…/01/20/JD0056540572

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