【ノロウイルス】御坊の食中毒 保育園で2次感染 /和歌山県

【ノロウイルス】御坊の食中毒 保育園で2次感染 /和歌山県

市内の公立4幼稚園、6小、5中学校(大成含む)の児童や教諭らが下痢や嘔吐(おうと)、発熱など食中毒とみられる症状を訴えた問題で、県は28日、発症者の便からノロウイルスが検出され、市立給食センターで調理された25日の給食による食中毒と断定。詳しい感染経路などは現在も調査しているが、御坊保健所では、同センターに2月10日までの営業停止処分を下した。

問題は、26日夜から給食を食べた2041人(全2267人中)のうち、児童ら719人(うち教職員68人)が嘔吐などの食中毒症状を訴えていた。

調査は県の御坊保健所が行い、症状を訴えている719人のうち園児と小中学生計15人の便を検査したところ、15人からノロウイルスGⅡが検出された。発症者の共通食が給食センターで調理されていたこと、発症者を診察した医師から食中毒の届け出があったことから、給食センターを原因とする食中毒とし、28日から14日間、営業停止とした。

食品からの検体はまだ検査中だが、26日は幼稚園で給食が出されなかったことから25日のメニュー「塩ちゃんこ」「磯和え」「ご飯」「牛乳」が原因とした。

食品の検体については、現在センターに保存していた25日やその前後の食品、食器なども合わせて調査中。前処理などで数日の検査期間を要するという。また給食センターの従業員6人も同様の症状を発症しており、現在、全従業員の検査を行っている。

26日以降、医療機関などからの連絡による感染者の増加についは、30日現在は確認できていないとしている。

集団食中毒を受けて市役所2階の健康福祉課に設置された対策本部(本部長=柏木征夫市長)は、2次感染防止に全力を挙げている。

28日は午前中に職員120人を非常招集し、午後1時半に県がノロウイルスが原因と発表したことを受け、2時半から手分けして市内全戸に消毒液の作り方や感染予防対策を示したチラシを配布した。30日午前中で同本部が把握している2次感染の疑いは公立保育園で3人、私立保育園で1人の計4人。いずれも給食を食べて発症したきょうだいがいるという。本部では医療機関と連携し、2次感染の把握を進めるとともに、予防対策の徹底を啓発。「塩素系漂白剤を薄めた消毒液で便器やドアノブなど手で触れる所をしっかり消毒してください。手洗い、うがいの励行もお願いします」と呼びかけ、「予防対策は市のホームページでも掲載していますが、分からない人や不安のある人は問い合わせてください」と呼びかけている。連絡は同健康福祉課℡0738235645。

柏木市長は「感染拡大防止へ全力で取り組んでいますが、多くの方々にご迷惑・ご心配をおかけしましたことを心からおわび申し上げますとともに、発症された方々の早期回復を心からお祈り申し上げます」、奥幹夫教育長も「安全で楽しく食せるはずの学校給食が原因でこのような事態に至りましたこと、深くおわび申し上げますとともに、発症された皆様の早期回復を心より願っています。再発防止に向けて取り組んで参ります」とのコメントを出した。
http://www.hidakashimpo.co.jp/news/2017/01/2-11.html

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